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症状と疾患・病名

・花粉症
アレルギー性鼻炎
・鼻づまり・・・・・・・・・鼻中隔弯曲症、慢性副鼻腔炎、肥厚性鼻炎
・嗅覚障害・・・・・・・・慢性副鼻腔炎、急性副鼻腔炎、鼻ポリープ
・鼻出血
・小児の鼻水、鼻つまり、湿性(ぜこぜこ)の咳・・・・・・鼻副鼻腔炎
・鼻出血、鼻水、くしゃみ など


アレルギー性鼻炎

いわゆる花粉症もアレルギー性鼻炎の一部分です。鼻から吸入する物質が原因になる。
ハウスダスト、ダニ、各種の花粉、猫の上皮などが抗原として多い。原因を検査することが必要。


症状

くしゃみ、水溶性鼻水、鼻詰まり: いわゆる風邪との区別が難しいことがある。


原因

鼻から吸引する物質に過敏性があるためです。近年、アレルギー性鼻炎の患者さんが増加しています。
・家の埃、ダニ
・猫のフケ、犬のフケ<一年中>
・花粉症

  スギ、ヒノキ ・・・・・・・・・・春 2月〜5月 スギ花粉は1年中飛んでいます。
  カモガヤ、ハルガヤ・・・・ 夏 6月〜8月
  ブタクサ・・・・・・・・・・・・・・秋
  花粉症もアレルギー性鼻炎の一部分です。
  患者さんが増加していますが排気ガス、タバコなどが誘因とされています。

検査

鼻水の好酸球検査: アレルギー性鼻炎の人は好酸球陽性
抗原検査: IgE RASTなど


治療

症状により使用される薬は異なります。 内服薬、吸入薬

■ CO2 レーザー(保険適用)
鼻詰まりには80%くらいの人に有効アレルギーが根本的に治るのではない。 一種のやけどを起こし、アレルギー反応を弱める。 粘膜は再生される。





■ 減感作療法
アレルギーの原因を薄くしたものから注射、段々濃くして抵抗力をつける治療法。長い年数が必要。将来、内服による減感作療法も行われる可能性。抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤と効果は大差が無い。

■ 下甲介粘膜切除術
腫れてしまった鼻の粘膜を切除します。日帰り手術の場合と入院を必要とする場合があります。レーザー治療よりも効果は強いとされています。ご希望の場合には、順天堂浦安病院に紹介し、1日だけ通院していただきます。

小児の鼻副鼻腔炎

症状

鼻水(黄色の鼻水が多い)、鼻つまり、湿性の咳(ぜこぜこ)


鼻水が原因でおきうる病気

  • 急性中耳炎(5歳未満が多い、特に2歳未満、保育園児)
    突然の耳の痛み、原因不明の発熱、みみだれなど
  • 滲出性中耳炎
    耳がつまる、聞こえが悪い、耳に手を当てる、頭をふる、などの症状
  • 気管炎、気管支喘息、喘息様気管支炎
    鼻水が咽から気管に流れこんでいることが、咳の原因となりうる。
  • 細菌性結膜炎(眼脂)
    鼻水が鼻から鼻涙管を逆流して目へ。高い頻度で中耳炎をも合併する。結膜炎ー中耳炎症候群 日本の耳鼻咽喉科医で存在を知っている人は極めてすくない。90%以上の高率で同じ細菌が検出されます。合併率は60%程度です。

原因

鼻汁は様々な疾患の原因となります。

@乳幼児の鼻副鼻腔炎と急性中耳炎の原因菌は同じです。
 耳管を介して鼻汁の細菌が無菌の中耳腔に侵入するために中耳炎が発症します。
 中耳炎を治すには鼻副鼻腔炎を治すことにつながります。



A鼻汁と結膜炎ー中耳炎症候群 症例
 鼻汁に含まれている耐性肺炎球菌(PISP)と耐性インフルエンザ菌(BLNAR)が
 それぞれ急性中耳炎、細菌性結膜炎の原因菌となっています。



B子供が鼻汁、咳をしていると保護者にも病気がうつります。
 マスクが必要です。たまにしか会わない祖父さん、祖母さんにも感染します。



Cこどもと母親が鼻汁や咳のとき、55%の親子で同じ種類の細菌が確認されます。
 家庭内交差感染です。


診断

1.細いファイバースコープ
  鼻の中や咽頭および気管の入り口に鼻水が無いか、
  あればどこから流れ出してきているのか、色は黄色、
  灰色、透明、などを観察する。

2.鼻のレントゲン検査
  病変の部位と程度を判断

3.細菌培養検査
  副鼻腔炎の原因細菌を調べ、どの抗生物質が
  効果があるのか確認するため。
  鼻の細菌は薬が効きにくい耐性菌が多いので
  細菌検査は非常に大切。