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症状と疾患・病名

・のどが痛い・・・・・・・・・・・・・急性扁桃炎、急性咽頭炎、急性喉頭炎
・咳、痰がからむ・・・・・・・・・・風邪、急性喉頭炎、急性気管支炎、気管支喘息、急性副鼻腔炎
・声がしゃがれる、かすれる・・喉頭炎、声帯炎、喉頭癌
・のどの違和感・・・・・・・・・・・・咽喉頭異常感症、喉頭癌
・のどがつかえる感じ  など


上咽頭がん・上咽頭炎

<上咽頭(じょういんとう)>
聞きなれない名前です。いわゆる風邪をひく部位になります。鼻腔の一番奥、のどの一番上で口 を開けても見えません。食物は通過せず、空気の通り道です。米粒等が鼻の奥に入るとむせることでもわかります。慢性炎症臓器です。日常、重要性が知られていない部位です。


上咽頭とは、鼻と咽頭とがぶつかる部位です。口をあけても見えません。


特徴

多数のリンパ組織が存在、外界からウィルスや細菌などの病原微生物が体の深部に侵入しないように
ガードマンの働きをしています。重要な部位ですが研究が進んでいません。

■慢性上咽頭炎の特徴
  1.慢性炎症
  2.多彩な症状の原因・・・・・・・医師が思いつかなければ見逃される
  3.ファイバースコープ検査をしても、見逃されることが多い

■咽頭痛を訴えて受診した患者様の症状発現部位について
  約90%の人は上咽頭が責任部位でした。


疾患

■上咽頭がん
EVウィルス感染が原因。東南アジアで多発。
  【症状】  片側の鼻閉、鼻血、耳閉など

■上咽頭炎
もっともポピュラーな疾患ですが内科医、小児科医は無論のこと耳鼻咽喉科医でも診療の仕方、診断ができない人が大変に多い変な病気です。7件目でやっと「ここでしょう」と薬を塗られ痛かったけれどやっと自分の悪いところがわかってもらえた。今までどこも悪くない、気のせいだ、二度と来るな、精神科に行ったほうが良いのではなどと言われてきた。都心の大学病院や有名病院で見てもらい薬をもらったが一向に改善しないし、薬をつける部位も違うなどと訴える人がかなりの頻度でおられます。皆さん内視鏡検査は同じようにしているのに。見えれども見えずということでしょう。のどの症状で受診する患者さんの90%が上咽頭炎です。

  【症状】
  極めて多彩です。何ヶ月、何週間も続く咽頭痛。
  何か詰まっている感じ、のどに何か流れる、耳が痛い、肩こり、頭痛など。

  【治療】
  通常、抗生物質は使いません。薬剤の全身投与、局所投与、局所処置です。
  局所に薬剤を塗ると炎症が強いときは涙が出るほど痛いですが、経過を追って軽くなる
  人が多いです。慢性炎症臓器ですのでお互いに根気が必要です。
  一番下手な受診の仕方は、せっかく正しく診察してもドクターショッピングで次々と転院することです。